我が愛する山 ~新たな感動を求めて~
理事 武藤正美/2018年12月更新
サルが何を投げたのか首を傾げたくなる山名の猿投山。子供の頃からこの山を見て育ち、最も身近に感じられる山の一つである。最近は、体力増進のため年3・4回登っている。夏場は朝5時に家を出て、灼熱地獄となる前には登山を終えて岐路につく。冬場は夜明け前に自宅を出発、登っていくうちに日が昇る。
毎回の山行は、四季折々の景観を楽しませくれる。今年はなんといっても5月の山行で「銀竜草」が出迎えてくれたことが圧巻であった。この植物は、地下から花茎を伸ばし、色素はなく全体が透けた白色だが、花が咲くと柱頭は紺色である。茎には鱗片状の葉を多数つけ、まったく奇妙な植物である。なるほど、ユウレイタケの異名も納得できる。
先日、学生時代から愛用したトレッキングシューズの底が破損し修理に出した。最初のトライはもちろん猿投山。今度は、どんな感動があるだろうか?修理から戻ったトレッキングシューズを磨きながら妄想にふける今日この頃です。
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